♦ 抵抗による制御 | |
電源とモーター間に直列に抵抗を入れ、抵抗値増加による電流の抑制を行い、モーター回転数を制御します。可変抵抗を使用する事により、リニアにモーター特性を変化させる事ができます。 | |
♦ ブレーキ作動(短絡ブレーキ) | |
モーターの端子間を強制的に短絡させて停止させる方法で、停止時間を短くする事ができます。強力な制動作用を得る事ができます。(R=0時が最大ブレーキです) |
♦ トランジスタによるDCモーターの双方向駆動
NPN、PNPトランジスタを使用し、H型ブリッジ回路のスイッチングにて双方向駆動させます。
NPN、PNPトランジスタを使用し、H型ブリッジ回路のスイッチングにて双方向駆動させます。
左上と右下のトランジスタがONで正転 | 左下と右上のトランジスタがONで逆転 |
♦ PWM制御(パルス幅変調方式)
基本的な原理は、周期を一定にしてパルスの『ON』と『OFF』の割合を変化させることにより、平均エネルギーを変化させ速度を制御します。
例えば(a)と(b)を比較すると、デューティ比の高い(b)の方が駆動エネルギーが大きくなります。
基本的な原理は、周期を一定にしてパルスの『ON』と『OFF』の割合を変化させることにより、平均エネルギーを変化させ速度を制御します。
例えば(a)と(b)を比較すると、デューティ比の高い(b)の方が駆動エネルギーが大きくなります。
PWM制御時のT-N特性 | 電気ノイズ対策 |
♦ 電気ノイズ対策
ブラシ付きモーターが回転する際、コミュテータの切替りによりスパーク電流が発生します。このスパークが電気ノイズとなり制御回路に悪影響及ぼす事があります。
モーターケースにコンデンサを接続する事によりノイズを低減させる事が出来ます。(但し、PWM制御にて駆動される場合には、周波数特性を確認の上、ご使用下さい)
ブラシ付きモーターが回転する際、コミュテータの切替りによりスパーク電流が発生します。このスパークが電気ノイズとなり制御回路に悪影響及ぼす事があります。
モーターケースにコンデンサを接続する事によりノイズを低減させる事が出来ます。(但し、PWM制御にて駆動される場合には、周波数特性を確認の上、ご使用下さい)